ウチの会社は元気な女性が多いですけれど、これって昔からなんですか?
私が入社したときも活躍していた営業の先輩やマネジャーもいたけれど、増えてきたのは今から7〜8年前だった気がする。
今みたいに男女の垣根がなくなって、女性が課長職に就くようになったのは3〜4年前ですよね。
そうそう。圧倒的に男性社員が多くて、女性はサブ的な扱い。女性の営業が契約交渉のときなんか、必ず男性上司が同行していたぐらいだったもの。
今は女性の上司と一緒か、私1人ということも珍しくないです。
会社の空気が変わった感じがする。頑張っただけ認めてもらえるようになって、女性営業職の顔つきもずいぶん明るくなったわね。
営業部の女性が皆元気なので、その雰囲気を男性社員にも波及しているし、会社全体の元気になっているんじゃないですか。もちろん上下関係があった上での話だけど。さばさばしています、本当に。
女性同士の仲間意識も強くて。
私は昨年度、女性のライン長(課長)の下で1年間仕事をさせてもらって、女性ならではのマネジメントがあるんだなと気づきました。その前の上司は男性で、数字を上げさせていただきましたが、女性同士だと言葉にしなくてもわかってもらえるところがあります。モチベーションとか、体調管理とか、細かく気を遣っていただいて。安心感があったおかげで、1年間数字を出すことができました。
もっと女性マネジャーが増えると、女性社員はもっと働きやすくなるかもね。